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2005年7月10日 (日)

訴訟記録の整理

◇ 初めて,民事訴訟を行う方は,弁護士から,訴訟資料のコピー等を送られても,その整理の仕方が分かりません。そこで,私の場合は,初めて,訴訟を行われると考えられる方に(法人も含みます),下記のような書類をお送りし,記録の整理の仕方を説明するようにしています。

◇ なお,この整理の仕方は,裁判所の記録の整理の仕方に準じており,興味のある方は,図書館等で,法曹会の「事件記録の編成に関する通達の解説」等(絶版なので)をお読み下さい。

記録整理の仕方
 訴訟記録はバラバラにすると分からなくなるため、以下の内容を参考に事件ファイルを作成してください。
まず、最初に
① A4サイズの紙ファイル(二穴のもの)を用意して下さい。
(事件によっては、主張と証拠はかなりの量になるので1冊ずつ、資料等で1冊、合計3冊ご用意下さい。簡単な事件の場合は1冊のファイルでまとめても結構です-どの程度になる見込みかは弁護士にお聞き下さい。)
② ファイルには「主張」「証拠」「資料等」という見出しをつけます。
 以上の用意ができたら、弁護士から受け取る書類を以下のとおりに分けてファイルをとじてください。

① 「主張」には、訴状、答弁書、準備書面など、双方の言い分を書いた文書をとじます。裁判が進行していくにつれて、自分の弁護士が出した書面と相手の弁護士が出した書面が交互に出されていきます。時系列順にこれらをとじてゆきます。

② 「証拠」には、裁判所に提出した(または相手方から提出された)甲号証、乙号証をとじます。中間に仕切りを入れ、原告側の甲号証と被告側の乙号証とを区分したほうが見やすいでしょう。

③ 「資料等」には以下のようなものをとじます。
A 証拠としては正式に出していないが、参考になる資料を保存しておきます。診断書や領収証の原本類は直接穴をあけたりはせず、ポケットリーフ等にさし込んでおくのが無難です。将来、証拠として使うこともあるからです。

B 経過報告書、手紙、ファクシミリ、電子メールなど弁護士等とやりとりした文書をファイルしておきます。

C 弁護士との打合のときに弁護士からアドバイスされたこと、自分から伝えたこと、将来弁護士に伝えたいことなどのメモ等です。
ご不明な点がございましたら、弁護士にお聞き下さい。
                                                                以上

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コメント

整理方法、教えて頂きありがとうございます。

やってみます。

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