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外国為替証拠金取引の危険3
ある外国為替証拠金取引業者の破産
◇ 先日,ある外国為替証拠金取引業者(会社およびその代表者)の破産の債権者集会に行ってきました。私の立場は,被害者と言っていい債権者の代理人です。
◇ 会社は,2年ほど前,設立し,外国通貨保証金取引(外国為替証拠金取引)を,電話帳や名簿業者からの入手した情報に基づき,主に高齢者(私の依頼者も高齢者ですが,最高齢の被害者は95歳の方-複数かもしれませんが-のようです)を狙って,勧誘を行っていました。といっても,債権者集会には,中年の方,若い方がいらっしゃいました。
◇ 会社の行っていた外国為替証拠金取引は,まさに外国為替証拠金取引特有の相対取引(これについては,また,このプログでもご説明しますが,この会社と委託者の間の取引ということです)で,要は,顧客の注文をどこかへ取り次いでいたわけではなく,その会社のパソコン内に顧客管理ソフトに顧客からの注文内容を記録していくだけというものでした。
◇ この会社は,約2年の間に,顧客から約8億円を集めましたが,家賃・従業員の給与等の一般管理費,顧客への和解金・返還金を除いた約3億円を,実質的代表者2人が,山分けしていたのです。
◇ 外国為替証拠金を取り扱う業者の全てがこのように悪質だとは言いません。しかし,今回の場合は,被害者の一人が破産の申立を行い,破産手続きというオープンな手続きで行われたのであり,むしろ例外と言っていいのであり,私の知っているだけでも,複数以上の業者がいわゆるお金を集めるだけ集め,消えているのが現状です。
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