2007年4月13日 (金)

最高裁も「ひよ子」の立体商標認めず、知財高裁の判決確定

最高裁も「ひよ子」の立体商標認めず、知財高裁の判決確定 (知財情報局)

 まんじゅう「ひよ子」の立体商標登録を無効とした知財高裁判決(平成18年11月29日 判例結果詳細画面判決全文(pdf))を不服として 福岡市の和菓子製造企業 株式会社ひよ子が、控訴していた訴訟で、最高裁判所第一小法廷は4月12日、同社の上告を棄却する判決を下しました。

 この訴訟の原告代理人であった山本智子弁護士と八尋光良弁護士が、最新号(35号)のLaw&Techonlogyに「商品形状の立体商標としての登録要件-知財高判平18・11・29立体商標「ひよ子」事件-」として、知財高裁での訴訟での対応等を書かれていますが、いかにも弁護士らしく事実を調査し、構築していく訴訟対応で大変おもしろい内容です。

2006年10月 9日 (月)

サイトによる知的財産権に関する情報

サイトによる知的財産権に関する情報

◇ 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会 契約・利用ワーキングチーム検討結果報告

著作権法第30条以下規程が定めている自由利用の態様や範囲を契約によりオーバーライド(ひっくり返す)ことが可能か、また、著作権の保護期間が満了した著作権の利用やそもそも著作権により保護されないもの(創作性のないもの)の利用を契約により制限することが可能かについての検討結果です。

◇ 特許庁による先使用権に関連した裁判例集

◆ 独占禁止法関係関係

 ガイドライン
◇ 共同研究開発に関する独占禁止法上の指針
◇ 役務の委託取引における優越的地位の濫用に関する独占禁止法上の指針
◇ 特許・ノウハウライセンス契約に関する独占禁止法上の指針
電気通信事業分野における競争の促進に関する指針
◇ 標準化に伴うパテントプールの形成等に関する独占禁止法上の考え方  

 中間報告書
◇ 平成14年3月20日「ソフトウェアライセンス契約等に関する独占禁止法上の考え方―ソフトウェアと独占禁止法に関する研究会中間報告書-

2006年7月31日 (月)

先使用権制度ガイドライン(事例集)

先使用権制度ガイドライン(事例集)

平成18年6月16日付で、特許庁より、先使用権制度ガイドライン(事例集)「先使用権制度の円滑な活用に向けて」が、公表されています。
 

概要
PDF(246頁ありますので注意下さい)

 「国際的な競争が激しくなる中、企業は、開発した技術について、公開が前提となる特許権取得の対象とするか、ノウハウとして秘匿するかを戦略的に選択することが重要」との観点から、作成されたものということです。

 ノウハウとして秘匿する例として昔から有名な例としては、コカコーラのレシピなどがあります。

 先使用権については、後記の特許法第79条に規定されていますが、訴訟的にみると
「特許出願に係る発明の内容を知らないで」
と規定されていることから、特許権の侵害が前提となっている点で使いづらい(つまり、相手方の特許権を侵害していることを自白することが前提となっているともいえ、多くの場合、仮定的に主張しなければならない-仮に侵害しているとしても等)と言われています。

 
(先使用による通常実施権)
特許法第79条  特許出願に係る発明の内容を知らないで自らその発明をし、又は特許出願に係る発明の内容を知らないでその発明をした者から知得して、特許出願の際現に日本国内においてその発明の実施である事業をしている者又はその事業の準備をしている者は、その実施又は準備をしている発明及び事業の目的の範囲内において、その特許出願に係る特許権について通常実施権を有する。

Copyright (C) 2011 KAWAI SHINTARO. All Rights Reserved.